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2011年06月

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第13回-VARIGのこと

varig-saboresaromasbr.jpg


昨年11月のブログで、名曲「ジェット機のサンバ」について記し、そのラストを「ヴァリグについては、いろいろと想ふところあり。もう1回書きます」と結びました。ではそのもう1回を。

憧れのエアラインでした。「ジェット機のサンバ」のモチーフになっているという理由もありますが、そんな単純な(?)ものではない。大好きなブラジルとヴァリグ、このふたつは切っても切れないというか、もう「同じもの」というか…。

1994年5月1日、ブラジルの国民的英雄アイルトン・セナがサンマリノGPで事故死したとき、私はそのニュースに驚くだけでなく、ひとつの光景を”畏れて”いました。彼の遺体を乗せたヴァリグが、ブラジルの空港に帰港する光景を。そんなもの、哀し過ぎる。まるで国が死んでしまったようだ…。

畏れていた通り、その数日後、セナの遺体はMD-11のファーストクラスに乗せられ、グアルーリョス国際空港にゆっくりと着陸。その機体には星形のマークと"VARIG"の文字…日本のテレビニュースで見たその光景、いま思い出しても泣けてきます。

空にはブラジル空軍機が出迎え、沿道には100万人以上のブラジル国民が。グアルーリョス国際空港と市内を結ぶ道は、その後「アイルトン・セナ高速道路」(Rodovia Ayrton Senna)と改称されています。

そんなナショナル・フラッグ、悲喜こもごもではありますが、いつか乗ってみたい!

そのチャンスを…逸してしまったんですね、私は。2005年3月に、ロスアンジェルスで学会があった時に、「ディスカウント・ビジネス・チケットが良い!」と聞き、候補として挙がったのがヴァリグと大韓航空。

「ヴァリグなんて乗ったら、機内の映画はブラジル映画だし、音楽も全部ブラジル音楽だよ」-結構、結構!大いに結構!私にとっては夢のようなエアラインですよ(笑)。ところが、帰り便のLAX発が少々朝早かった。たしか7時台のフライトで、6時ごろのチェクインだったのではないかなぁ…。

結局9時発の大韓航空にして、「まぁ、ヴァリグは、次だな」と考えていましたが…わずか3ヶ月後、2005年6月破綻。翌2006年1月には、実に38年続いた日本路線も撤退してしまったのでした。

結論は…「何かやろうと思ったら、そのときにやらなければ駄目」。これにつきます。

いつか乗ろうと思っていたエアライン、いつか聴こうと思っていたミュージシャン、いつか行こうと思っていたお店…存在は永遠ではありませんね。「いつまでも、あると思うな…」です。

特に私の世代が思い入れの深いモノやコトは、なくなる可能性が高い(苦笑)。「若大将みたいにパンナムで海外旅行」も幻。ヴァリグもタッチの差で乗れず。大好きなブロッサム・ディアリー(vo,p)も、私と妻がNY行きでモタモタしているあいだに、NYよりももっと遠いところに旅立ってしまった。

≪今回のお楽しみリンク≫

◇'60年代のヴァリグのCM。平和だった頃のリオの風景…
http://www.youtube.com/watch?v=Oj5MveVUP5Y
◇同じく'60年代のアニメCM。リスボン-リオのヴァリグなんて、もうなんといえば…
http://www.youtube.com/watch?v=cgWdcFoNeNI

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