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第17回-何かジャズか?

もう数年、ツイッターをやっているが、今までで最も反響が大きかったのはブラジルの鬼才エルメート・パスコアールの「Feira de Asakusa (Asakusa Market) 」という曲についてのツイートだ。

この曲については情報が錯綜しているので正確なところを記しておく。収録されているのはパスコアールのアルバムではなく、在日イギリス人キーボード奏者モーガン・フィッシャーの『ミニチュアーズ2』(2000年)。

このアルバムはモーガンが「1分間の曲を送って欲しい」と世界中のアーティストに依頼して集められた60曲によって成り立っている。大御所ではマイケル・ナイマンやテリー・ライリー、日本からも加藤登紀子、宮沢和史、おおたか静流が参加している。

ちなみにこのアルバム、その60曲をコンパイルするのに6年かかったそうで、各楽曲の録音時期はさまざま。パスコアールの「Feira de Asakusa (Asakusa Market) 」は1997年6月の録音だそうだ。

さて、どんな曲かというと-



不思議な曲もあったものだ。ジャズのアドリブ奏法を学ぶときに、フレージングがどうの、「タメ」がどうのとガタガタ言われるが、それならばこの物売りのオッサンはどうなんだ? ジャズ理論を学んだのか?

この通り、なんらかの有機的なリズムを持ったフレーズは、的確なジャズ式のコード進行とそれにあった音程を付ければ「ジャズになる」ということなのだ。「ジャズって何ですか?」と聞かれたら、私はこの1分35秒を聴けといいたい。このわずかな間にジャズのほぼ全てが詰まっている。

パスコアールは一時期、このような演説や動物の鳴き声にメロディーを重ねる手法に凝っていて、何曲かはアルバムにも収録されている。これもその一環として作られたもので、タネ明かしをすると元になったのは1991年にキングレコードから出た『日本の音風景』(KICH-2029)である。

まずは元ネタのまま、次に声をメロディーに、そして最後にコードとリズムを付けているが、多分2段階目の声をメロディーにするところでグッとジャズっぽいスケールに持っていっており、さらにフレージングも微妙に調整しているように聴こえる。ここがパスコアールの凄いところで、この調整がないとたぶんここまでエキサイティングには聴こえないだろう。

「何がジャズか?」-これについてはいつも考えている。大好きなのが『グレン・ミラー物語』のこのシーン。



後半の「セントルイス・ブルース・マーチ」は超有名だが、よく聴くと0分55秒目あたりからリズムがジャズっぽくなっているのが面白い(幹部兵の雰囲気も微妙である)。そして1分37秒からのドラムソロ。素晴らしすぎて涙が出る。そう、これがジャズだ。
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