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第23回-グレン・ミラーと和訳字幕

THE_GLENN_MILLER_STORY-5.jpg


マカオ旅行記を続ける前に、『グレン・ミラー物語』の名場面について記しました。

アーノルド将軍が参加した陸軍の閲兵式で、抜き打ちで「セントルイス・ブルース・マーチ」を演奏し、行進する兵隊たちを喜ばせたグレン。それまで凡庸な行進曲を演奏していた軍楽隊が、グレンの指揮とドラムロール一発でジャズのビッグバンドに変身する「これがジャズだ!!」というナミダの出るようなシーンですが、実はもうひとつだけ書きたいことがありました。

閲兵式の後にグレンは当然怒られます。上官はグレンを「軍隊に27年間いるが、こんなに恥ずべき事態は初めてだ。しかもブルースなど演奏しおって!」と叱責。「アーノルド将軍の前で軍を笑いものに!」とまで言われますが、そこに当のアーノルド将軍が登場し「実によかったぞ!」と褒められます。

ここです。ここの和訳字幕。

・ユニバーサルDVD版:「今後も頼む。君の音楽こそアメリカだ」

・大昔のTBSテレビ放映版:「今後も頼む。君の音楽はクニを思い出させる」


原文は"makes me think of home"。結構有名な常套句だと思いますが、この2つの訳、全く意味が正反対ですよね?

DVDはまさに国威発揚、グレンのサウンドが一種の武器や軍歌になる感じで好きではありません。TBS版は逆に将軍がホロっと漏らした本音(実際にそんな芝居だった)。「大戦で大変な時期だが、前線の兵隊にも故郷の雰囲気を味あわせてやってくれ」というところでしょう。

確かに和訳としてはどちらも不正解とはいえませんが…。
私は20年以上前の大学時代に、TBS版の和訳に感心。しかも「そうか!ベニイ・グッドマンがピンと来なくて、グレン・ミラーがグッと来るのは、アメリカの田舎の(多分に南部ぽい)雰囲気だったのか!(そして俺は南部のサウンドが大好きだったのか!)」と色々なことに開眼してしまったので、いやー、DVDの訳は解せないです。

アーノルド将軍を味方につけたグレンは、軍の中で楽団を結成。大戦末期の英国で慰問演奏を続けます。そして映画はあの巨大な格納庫で行われたグレンミラー楽団+フランセス・ラングフォード(vo)&モダネイヤーズによる「チャタヌガ・チューチュー」の世紀の名演に繋がるわけですから…「音楽はクニを思い出させる」に決まってるだろ!と叫びたくなって来る(笑)。

そして1944年12月、解放されたパリでのクリスマス特別放送に向かう途中に、ドーバー海峡で行方不明に。1980年代の半ばからは「ベルギーのドイツ軍を爆撃したイギリス空軍の爆撃機が帰国途中で余った爆弾をドーバー海峡に捨て、下方を逆方向に航行していたグレンの飛行機に当たった」が定説になっています。まさに「誤爆」。

確か数年前に「グレンの飛行機らしい残骸をドーバー海峡の海底で発見」という報道もされましたが、だからといって彼が蘇るわけでもなく…。

---

◇ジェームス・スチュワートではない(笑)ホンモノのグレン・ミラー。1941年の映画『銀嶺セレナーデ』(Sun Valley Serenade) から。
http://www.youtube.com/watch?v=-XQybKMXL-k
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